こんな不安を抱えている人や、実際にブラックっぽい企業を紹介されて萎えている・・という人もいると思います。
ここでは、転職エージェントの求人のブラック事情と、ブラック企業を見抜くポイントについて解説していきます。
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転職エージェントはブラックばかり?
結論から言うと、転職エージェントはブラックばかりではありません。
しかし、当然中にはブラック企業も混じっています。
ただ、人によってブラック企業の定義が違うので、その点だけ少しお話ししておおきます。
ブラック企業は人によって違う
例えば、高年収を重視する人は次のような人もいると思います。
いくら長時間労働で辛くても、実力主義の世界で高年収を得たい
こういった人は、一般的にホワイトと言われる企業でも給料面で満足できず、自分をちゃんと評価してくれないブラック企業と感じたりします。
また、絶対転勤したくない人であれば、どんなにホワイト企業でも転勤があった時点でブラックと感じて辞めてしまうでしょう。
つまり、「何を重要視するのか?」というのが人によって違っており、その重要視する部分から外れてしまうとブラック企業と感じてしまうということです。
これから、ブラック企業を見抜く方法をお話しますが、自分は何に重きを置くのか?という点は忘れずに転職活動をすると、成功に近くはずです。
一般的なブラック企業を見抜くポイント4つ
さて、前置きが長くなりましたが、あなたが一番知りたいであろうブラック企業を見抜く方法を4つご紹介します。
ビジネスモデルはストック型か?
まずは、その企業のビジネスモデルがストック型かを見ると良いです。
ストック型というのは、インフラや仕組みを作り込むことで継続的に収入が入ってくるようなビジネスモデルのことです。
例えば、携帯のキャリアや、電気会社、ガス会社というのは利用者がいる限りは永続的に収入が入ってきます。
あとは、通販の定期購入なども意外とストック型だったりします。
こういったビジネスモデルは、社員がそこまで無理に働かなくても収入をもたらしてくれるので、ホワイト企業になりやすいです。
逆に、ストック型の反対はフロー型といって、社員が働かなければ収入が入ってこないビジネスモデルです。
例えば、web制作会社、美容室、飲食店などはフロー型の典型ですね。
こういった企業はブラックになりやすいので注意です。
求人票のモデル年収が高すぎないか?
求人票にモデル年収が書かれている場合があると思います。
27歳 年収800万
33歳 年収1000万
などです。
こういったモデル年収が高すぎる場合(1000万以上)の場合、インセンティブ部分が多かったり、かなり激務だったりするので注意が必要です。
調べて、違和感があれば応募は見送った方が懸命ですね。
すぐに働かせようとしてこないか?
面接で、「いつから来れる?なるべく早い方がいいんだけど」なんていうように、やたら入社を急かされたら用心した方が良いです。
これにプラスして、ずっと求人していたりするのも怪しいですね。
こういった企業は人手不足の場合があります。
次から次に人がいなくなるので、慢性的な人手不足に陥っているんですね。。
※ただ、めちゃくちゃ成長途中の企業で人が足りないという場合もあるので、そこは見誤らないように。
「すぐに働かせようとする」+「フロー型のビジネスモデル」だと、かなり怪しいと考えておくと良いです。
求人票の内容と比べて、面接での会話に違和感がないか?
面接で会話していて、「あれ?求人票には違ったことが書いてあったな」みたいな違和感を覚えたら怪しいです。
例えば、面接が3回と書いてあるのに、1回で内定が出たり、始業が10:00と書いてあるのに9:30までには出社してくれと言われたりなどです。
こういった企業は、各部署がうまく機能していなかったり、労働者を軽んじている傾向があります。
ブラック企業になりやすい体質とでも言いましょうか。
だいぶ怪しいです。
ちょっと違和感を感じたら、よほど仕事内容が魅力的ではない限り見送るのが無難かと思います。
転職エージェントにブラックばかり紹介されると感じたら
転職エージェントにブラックばかり紹介される気がする・・
こんな風に感じたら、次の2点を試してみてください。
- 担当者変更
- 複数の転職エージェントを利用
担当者によっては馬が合う合わないがあるので、希望の求人が紹介されず、「ブラックばかり紹介される気がする」と感じてしまう場合があります。
ですので、一度担当者変更をしてもらうのもひとつの手です。
また、複数の転職エージェントを使うことで紹介される求人にも差が出てきます。
「この転職エージェントで紹介される求人が自分には合ってそう」
というのがだんだん分かってくるというわけです。
転職エージェントの求人紹介を真に受けるのではなく、自分でもしっかりと見抜くことが大事です。
今回は以上です。