「辞めたら後悔しそう・・・」
こんな風に思っているあなた。
郵便局を辞めるのがもったいないというのは、もう10年以上も前の話です。
郵便局を辞めても良い理由をお話していきます。
Contents
辞めたい理由を見ると分かる郵便局のキツさ
口コミサイトやQAサイトを調べて、郵便局を辞めたいという理由を見ると、郵便局のキツさがわかってきます。
郵便局をやめたい理由①クレーム処理がきつい
郵便局員って、重要な個人情報を扱うということが多いんですよね。
郵便物はもちろん、マイナンバーや現金なんかも扱ったりします。
そういう仕事は必然的にミスがクレームに発展するんですよね。
このクレームが続くと、お客さんからのプレッシャーはもちろん、上司からのプレッシャーもきつくなり、精神的に追い詰められていきます。
このクレームからのプレッシャーが辞めたい理由になる人もいます。
郵便局を辞めたい理由②保険や年賀状の営業ノルマがきつい
周りからは、のんびり仕事できていいなーと思われがちなんですが、意外にバリバリ働いているのが郵便局員です。
営業ノルマもあって、保険や年賀状の販売、お歳暮なんかもノルマが課せられている場合もあります。
ノルマが達成できないと、上司に詰められるということもザラのようです。
もともと、そんなことを想定して入っていない人が大半ですから、急に営業マンみたいなことをさせられて、精神的に参ってしまい辞めたいと思う人も多いです。
郵便局を辞めたい理由③人間関係が悪い
郵便局員はもともと公務員だったので、お役所仕事の感覚の人が多いです。
市役所とかなら、仕事内容も公務員のお役所感覚に見合ったものなので良いんですが、郵便局はそういうわけにもいかず、毎日忙しいです。
忙しいのに慣れていない人が、毎日忙しいため、職場もピリピリしてして人間関係がどんどん悪くなっていきます。
また、お役所感覚が抜けないため、異動も少なくお局様的な人も多いので、新人や若い人への当たりも強くなる傾向にあるようです。
こういった人間関係が嫌で辞めたいという人も多いようですね。
郵便局を辞めたい理由④そもそも儲かっていない
そもそものところで言うと、郵便局はビジネスがあまり上手ではありません。
まあ、それはそうですよね、もともと公務員だったので利益に対する感覚はあまり持ち合わせていません。
それが急に民営化で、「自分たちで経営しろ!」と言われたって、なかなかうまくいくはずもありません。
日本郵政グループは、ゆうちょ銀行とかんぽ生命で経営を補っていますが、郵便事業はやはりあまりうまくいっていないのが実情のようです。
郵便局を辞めるのもったいない?答えはNO
郵便局が辞めるのがもったいなかったのは、郵政民営化前の10年以上も前の話です。
郵政民営化されたのは、2007年の話ですよ。
郵政民営化前の郵便局は公務員でしたから、周囲がもったいないと言う気持ちも分かります。
しかし、今は状況がガラリと変わりました。
簡単に郵政民営化後の違いを言うと
- 営業ノルマが増加した
- 人員を大幅削減した
こんな感じの大改革が起こっているます。
そりゃ、民営化前よりも辛くなるのも当然ですよね。
また、低金利の波を受けて、預金を集めても儲からない時代に突入していますので、これからもどんどん保険で稼ごうという時代になってくることが予想されます。
そうなると、保険のノルマも増えると考えるのが普通ですよね。
今、「郵便局を辞めるのはもったいない」と言っている人は、10年も前のイメージで話している人がほとんどではないでしょうか。
正直、世間を知らなすぎると言わざるおえません。
そういう人の意見はあまり気にしない方が良いですよ。
つらさは、実際に郵便局に勤めているあなたにしか分からないんですから。
後悔なし!郵便局を辞めてよかったという人も!
民営化してすぐに正社員として採用されましたが方針が決まっていなかったのか やり方が直ぐにコロコロと変わりました。
窓口を担当していましたが郵便、貯金、保険それぞれの業務を覚えるのにそれぞれ1年ほどかかりましたし、田舎では滅多に無いような取り扱い(国債の販売など)も数年に1度ほどあり 調べながらでなきゃお受けすることも出来ずお客様に迷惑をかけることも多々ありました。
業務ミスを犯すと(〇〇郵便局で事務ミス発生!!)のような注意喚起のメールが一斉に送信され、まるで晒されてるような気分で、毎日毎日 印鑑1つ付くのさえ気を張って頭がおかしくなりそうでした。
それに加え 郵便、貯金、保険 それぞれにノルマもあります。 ノルマじゃないと会社はいいますが売れなければ叱責されるのでノルマと変わりありませんでした。
窓口にお金を降ろすために来た方に
保険は入ってらっしゃいますか?
お金を定額貯金に入れませんか?
何度声掛けをしたか分かりません。ですが皆さんお忙しそうですし、まともに話を聞いてくれる方も少なく心が何度も折れました。基本給も低く手取りも15万いかなかったです。
カタログ販売や年賀に関しては自爆ばかりしていたので
実家に住んでいなかったら生活できていなかったのではないかと思います。有給もありますが 営業成績が悪かったので
有給を申請した時に「有給の日程組むのもいいけど、営業の日程もちゃんと組んだら?」等と嫌味を言われ
それからは有給の申請も出さずに 勝手に「有給消化のため、この日休んでね。」と決められるようになりました。また現場を経験したことの無いエリート達が本社には多いので、末端社員のことなんか気にもせず次から次へと勝手に色々なことを決めるのでメールや営業の報告で残業になることも多かったです。
精神を病んでしまい6年ほどで辞めましたがやめて良かったとしか思ってません。
indeed 日本郵便株式会社レビュー
実際に勤めていた人のレビューですが、やはり実態は厳しいようですね。
全然もったいなくない!郵便局を辞めたいなら辞めた方が良い
ここまで話してきたように、郵便局を辞めたからといって別にもったいないということは一切ありません。
むしろ、辞めたいならすっぱり辞めた方が良いです。
郵便局に限らずですが、やりたくもない仕事に神経すり減らして働くのはバカらしくないですか?
別に郵便局をディスっているわけではないですよ。
もちろん
「郵便局の業務が楽しくて、これが生き甲斐だ」
「安定を求めるなら、最高の職場だ」
という人もいると思いますし、そういう人は辞めるべきではありません。
でも
一度しかない人生なのに、合わない仕事で精神的にも肉体的にもすり減らして働くってどうなの?
って話です。
この高齢化社会で人手不足の時代、もっと合う仕事は山ほどあるはずですよ。
郵便局が好きなら良いですが、望んでやっていないなら、その分、人生の時間を無駄にしています。
- 年収を上げたい
- 早く帰って自分の時間が持てる会社にいきたい
- 努力が身を結ぶ会社にいきたい
- もっと自分を認めてくれる会社にいきたい
- ストレスが少ない仕事に就きたい
こんな考えを持っているのであれば転職するべきです。
そのために、まず、第一歩として、転職エージェントに登録することを強くおすすめします。
転職サイトを使っても良いのですが、次の理由から転職エージェントの方が良い企業に入社できる可能性が高まります。
転職エージェントのメリット
- 転職サイトでは公開していない求人を紹介してもらえる
- 面倒な面接の調整や年収の交渉等を代わりにやってくれる
- エージェントの推薦で選考を有利にできる場合がある
- 面接でよく聞かれる質問を教えてもらえる
- 企業の内部情報を教えてもらえる
- 完全無料で利用できる
転職エージェントのメリット・デメリットは次の記事にまとめておきました。
もし、「今のところまだ転職までは考えられない」という人も、エージェントの登録だけはしておくことをオススメします。
なぜかというと理由は2つあります。
- 登録することによって「転職という選択肢」ができ、心持ちが変わるから
- ストレスや疲労の限界が来た時には、転職サイトへの登録すらできなくなるから
転職エージェントに登録するだけで、「最悪転職すれば良い」という気持ちを持つことができ、精神的に楽になり今の仕事へも好影響を与えることができます。
また、僕の経験からいくと、本当に限界が来た時には転職サイトへの登録すらできなくなります。
でも、登録さえしておけば、気になる求人をストックしておくこともできるので、本当に限界が来る前にリカバリーできます。
転職エージェント選びは次のランキングを参考にしてみてください。
仕事を辞めるための3つの手順も合わせてご覧ください。