「給料遅延が発生したら退職するとき会社都合にできるの?」
こんな疑問に対してネットだといろんな情報があって混乱しますよね。
数年前の情報はもう古いので、規則も変わっています。
ここで、2018年版の最新の情報をきちんとお伝えしますので、参考にしてください。
給料遅延で退職したら会社都合にできる?
結論を言うと、給料遅延で退職する時には、会社都合にはできませんが
「特定受給資格者」
というものになることができます。
特定受給資格者になるとどうなるの?
「特定受給資格者」は主に失業給付に関わってきます。
通常、自己都合で退職する場合には3ヶ月の給付制限が設けられており、最初の3ヶ月間は失業給付を受けることができません。
しかし、特定受給資格者になると、その3ヶ月の給付制限は撤廃されて、すぐに給付を受けることができます。
さらに、自己都合退職よりも給付日数が増える可能性もあります。
つまり会社都合と同じような条件で失業給付を受けられるということですね。
特定受給資格者になる条件は?
ここで注意したいのは、「特定受給資格者」になるには、条件があるということです。
その条件は、次の通りです。
・賃金の3分の1以上が支払い期日までに支払われなかった場合
つまり、たとえば給料が21万円であれば7万円以上が給料日までに支払われなかった場合に、特定受給資格者になることができます。
ネットの情報で、一部2ヶ月以上の給料遅延がないと、特定受給資格者にはなれないという情報もありますが、現在では改正されてこのようなルールになっています。
ハローワークのホームページにも明記してあります。
賃金(退職手当を除く。)の額の3分の1を超える額が支払期日までに支払われなかったことにより離職した者
給料遅延が2ヶ月連続じゃなくても「特定受給資格者」になれるので、少し条件が緩くなったイメージです。
給料遅延があったらすぐにやるべきこと
給料遅延があったらすぐにやるべきことは、「退職準備」と「転職準備」です。
給料が遅延する会社というのは十中八九倒産の匂いがする危ない会社です。
その時は倒産を免れたとしても、時間の問題でしょう。
資金がうまく回っていないということですからね。
そういった会社にいるのは、リスク以外の何者でもありません。
すぐに退職準備と転職準備を始めた方が良いです。
特に、転職の準備は今すぐ始めておいた方が良いです。
もし、失業給付がすぐに出るとしても、普通にやっても転職には2ヶ月程度はかかるので、余裕を持って動きましょう。
余裕を持って動いた方が、焦って転職先に失敗する可能性も低くなります。
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