「営業だったら残業代出ないのは当たり前だよね・・・」
そう思っているあなた。
本当にそうでしょうか?
正しい知識をつけると、意外な真実が見えてきますよ。
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営業だったら残業代出ないのは当たり前?
結論から言うと、営業でも残業代が出ないのは当たり前ではありません。
営業職でも、残業代は出るのが当たり前です。
営業が残業代出ないのが当たり前と思ってしまうワケ
営業だと、次のような理由から残業代が出ないのが当たり前と思ってしまう傾向にあると思います。
- ノルマを達成できないのは自分のせいだと思ってしまうから
- 歩合制であれば残業代は関係ないと思ってしまうから
しかし、これは間違いで、営業職でも残業代が出るというのは法律的に決まっています。
営業職は仕事の成果に応じて報酬を決めるもので、残業したからといって残業代を支払う必要は無いとお考えの方は、会社の側にも働く側にも多くいらっしゃいます。 しかしながら、営業職だからといって、世間でそのような慣行があるからといって、残業代の支払いを免れるものではありません。
実際に僕が営業をしていた時は、歩合制の側面も多かったのですが、残業代はしっかり出ていました。
営業が残業代出ないのが合法な時とは?
基本的には営業でも残業代が出るのが普通ですが、残業代が出ない場合でも、合法な時があります。
営業手当の範囲で残業代を支払っていないとき
営業手当を設けている場合は合法な場合があります。
例えば、営業手当が8万円だとすると、それを45時間分の残業代相当とすることもできます。
しかし、この場合も45時間以上働いた分については別途支給してもらうこともできます。
事業場外のみなし労働時間制が適用されている場合
「事業場外のみなし労働時間制」というのは、簡単にいうと「社外(オフィス外)で作業している場合」です。
しかし、この場合も、メールや電話で指示を受けながら仕事している場合であれば残業代は支払われなければいけません。
完全歩合制(フルコミッション)で業務委託の場合
外資系の保険営業などではフルコミッション制を導入している企業もありますね。
そういった企業は、残業は出ないですが、業務委託の形態で契約しているので合法です。
もし、正社員として契約している場合は、当然違法になります。
営業で残業代が出ない時の対処法
営業で残業代が出ない時はどんな対処法をすれば良いでしょうか?
2種類の方法があります。
未払いの残業代を請求し、改善を申し出る
未払いの残業代を請求を請求し、改善を申し出るという対処方法があります。
未払いの残業代を請求するには、その証拠となるものが必要です。
例えば、タイムカードや日記、スケジュール帳、ログイン履歴などです。
ない場合は、家族や同僚の証言でも証拠になる可能性があります。
最大2年分であれば、辞めた後でも請求することもできます。
残業代が出る営業に「転職するという選択肢」も入れる
なかなか残業代の請求はしにくいという人もいるでしょう。
その気持ちも良くわかります。
そんな時は、「転職するという選択肢」も入れることをおすすめします。
具体的な動き方としては、まず転職エージェントに登録しましょう。
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もし、具体的に転職を考えていない場合でも、今転職エージェントへ登録だけはしておいた方が良いです。
なぜなら、流れてくる求人をたまに見ておくだけで、今の会社の条件よりも良い会社が見つかるかもしれないからです。
実際のところ、営業だと残業代が出ないというのを当たり前にしている会社は、違法だと知っていて確信犯的に行なっている場合がほとんどです。
そういったグレーな企業に人生を委ねているのは、リスクがあるしもったいないです。
きっちり残業代が出る会社もたくさんあるので、転職エージェントに登録して確認してみましょう。
僕が8社使った転職エージェントの中でも特にオススメなのが、リクルートエージェントです。
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