「家族経営の会社に勤めているけど、もう辞めたい」
僕の知り合いでも、こんな人が後を絶ちません。
冷静に考えてみると、確かに辞めたくなるというは自然です。
だって家族経営の会社に務めるのは、ほとんどデメリットしかないのですから。
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家族経営の会社で働くことのデメリットは多い
家族経営の会社で働くことはデメリットが多いです。
ずらっと挙げて見ます。
デメリット①昇給の幅が低い
もともと、給料の水準が低い傾向にある家族経営の会社ですが、昇給の幅も低いです。
もちろん、その会社にもよりますが長年勤めて昇進したは良いけれど、ほとんど昇給していないという人が多いのが家族経営の会社の特徴です。
家族経営の会社はその家族に利益が分配されることが多いので、こういった現象が起こりやすいです。
また、創業者一族から上の役員レベルに付いていくため、出世にも限界があります。
ポッと現れた社長の息子がいきなり役員なんてザラです。
デメリット②理不尽なことが多い
ワンマン経営者にありがちですが、仕事で理不尽なことを言われることが多いです。
こちらの主張は一切通りません。嫌ならやめろ精神。社長が全てです。
まさにワンマン。
普通の会社にはないのですが、これが家族経営にはかなりありがちです。
デメリット③評価基準はないようなもの
評価基準はあってないようなものです。
できる人もできない人も多少は差はあれど、給料にはほとんど反映されません。
また、経営者一族は仕事ができなくても、どんどん昇進していきます。
評価基準に不満が出やすいのも家族経営の職場の特徴です。
デメリット④閉鎖された世界
家族経営の会社は独自の文化が強いです。
一般の常識が通用しないことも多々あります。
これは社長一人の考えが色濃く経営に反映されているからです。
一般的な会社は経営会議などで出された意見から会社を運営していきます。
なので、外部の変化を取り入れたり、良い意味も悪い意味でも変化があります。
しかし、ワンマン社長の家族経営の会社はというと、社長のそれまで培った考えだけで運営しているので、新しい空気を取り込むという風土が極めて弱いのです。
もちろん柔軟な社長であれば、世間の変化をうまく察知してより良い会社にして行くことも可能でしょう。
しかし、そんな社長はぶっちゃけ少ないです。
ほとんどの社長は新しい時代の流れについていけずに倒産していきます。
これは、経済産業省のデータで20年後に半分の中小企業が撤退していることでも分かると思います。
10年後には約3割の企業が、20年後には約5割の企業が撤退しており、新規企 業は、絶えず市場に参入するが、創設後の淘汰も また厳しいことがうかがわれる。
引用元: 経済成長を実現する中小企業
家族経営の会社で働くことが合ってる人
一方で次のような人は家族経営の職場に合っています。
- 経営者一族と仲良くできる人
- 経営者家族の理念に共感できる人
気に入られればかなり高待遇が得られるので、経営者一族に寄り添って働ける人はとてもメリットがあります。
逆に言うと、これができない人は家族経営の会社で働くのは苦痛でしかないので、転職した方が良いです。
あなたの人生をその「経営者家族のため」に使う必要はありません。
辞めることに遠慮してはいけない
アットホーム的な雰囲気や馴れ合い的な雰囲気があり、「辞められない」という人もいると思いますが、はっきり言います。遠慮は入りません。
あなたがいなくても会社は回りますし、回らなかったとしても会社の責任です。
「周りの人に迷惑をかけたくない」という考えであれば、引き継ぎだけしっかりすれば良い話です。
引き継ぎも2週間あれば十分過ぎる時間です。(どんな仕事でもです。)
次の職場は「家族経営以外」にすべき
転職する時に気をつけたいのは、当然同じような家族経営の会社に入らないことですよね?
では、どうやって家族経営の会社かどうかを見分ければ良いのでしょうか?
その答えは、「転職エージェントを使う」です。
私もリクルートエージェントを使っていましたが、やはり企業の内部事情に詳しい人が多く、求人情報に書いていない情報を教えてくれます。
家族経営の会社以外の求人が欲しいと言ったら、それ以外の求人を紹介してくれます。
このタイミングで転職エージェントに登録することをおすすめします。
いますぐに転職する気はなくても、家族経営の職場に我慢できなくなった時、すぐに
動くことができるからです。
また、気になる求人を見ておくだけで、転職に対して具体的なイメージが湧いてきます。
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