「大手なら大丈夫」
こんな神話がまかり通っていたのはとうの昔の話。
特に1990年代後半からは銀行でさえも経営破綻して潰れる時代に突入しました。
最近では東芝を始め、シャープなどの超大手企業でも容赦無くリストラをするまでに経営悪化をするケースが後を絶ちません。
大企業出身でも安心という時代はもうとっくに終わったんです。
リストラも明日は我が身かもしれません。
そこで、今回の記事では大手企業をリストラされたあとは、その後どうなるのか?
について考察していきたいと思います。
Contents
大手をリストラされたらその後どうなる?3パターン
大手をリストラされたらその後どうなるのでしょうか?
クラウドワークスで、大手をリストラされた方の体験談を募集しました。
その結果、大手リストラ後の身の振り方としては3パターンあることがわかりました。
【起業】 30代Aさんの場合
リストラとはいえ、希望退職を募る形だったので、当初から独立を考えていた僕はあまり迷いもなく手を挙げたという感じです。
その後、退職金を元にインターネットビジネスで起業し、細々と暮らしています。
一年目の年収こそサラリーマン時代の年収を大きく下回っていましたが、今年はほぼサラリーマン時代の年収に届く見込みです。
対人ストレスがなくなったのが一番大きいです。
リストラは普通ならネガティブなイベントですが、僕にとっては良い意味でのターニングポイントになりました。
このように、独立をする方も中にはいらっしゃるようです。
若いうちはチャレンジしてみるのも非常に良いと思います。
万が一失敗しても就職しようと思えばいつでもできますしね。
ただし、年齢が上がれば上がるほど起業のリスクは高くなっていく傾向にありますので注意です。
【専業主夫】 40代Bさんの場合
経営悪化による人員削減でした。
まさかこの年齢でリストラされるとは思いませんでしたが、私の場合は運がよく、妻の年収も1000万円近くあったのです。
私もサラリーマン時代は1000万円近くあったので、蓄えもそれなりにありました。
子供もまだ10歳なので、妻と相談し、私が専業主夫としてしばらくは働くことにしたんです。
仕事大好きな妻だからこそできた決断でした。
最初は人の目も気になったりしましたが、最近では主夫業も板についてきた気がします。
子供が小学校を卒業するまでは専業主夫でいるつもりです。
少数派かとは思いますが、専業主夫を選ばれた方もいました。
奥様が高収入だからこそできることですね。
【転職】 50代Cさんの場合
長年勤めていた会社なので愛着もあり、最初は現実を受け入れることができませんでしたが、妻も専業主婦のため、働かなくてはとすぐに転職活動を開始しました。
運良く製薬会社時代と同じ課長待遇で入れる会社があったのでそこで今は働いています。
職種は一緒ですが、業界が変わったため、かなり苦労しています。
年収も少し下がりましたが、あまり文句は言っていられない状況なのでこの会社に骨を埋めるつもりで頑張るつもりです。
やはり一番多いのは転職をする方です。
特に40代、50代になると起業という選択肢はとらなくなり、転職という選択が当然多くなります。
大手をリストラされたら転職先の待遇は下がるのか?
大手をリストラされたら転職先での年収や待遇は下がるのか?
これの答えは『人による』です。
では、どんな人が大手からの転職で年収や待遇が上がるのでしょうか?
大手からの転職で、どんな人が年収や待遇が上がりやすいのか?
年収や待遇が上がりやすい人は次のような人です。
- スキル経験を持っている人
- マネジメント力が高い人
- 転職活動をうまくやった人
大手に限らず、スキルや経験、マネジメント力を持っている人は年収も上がりやすいですし、逆に持っていない人は下がりやすいのは当然です。
しかし一方で、スキルや経験をもっていない人でも、転職活動をうまくやった人は待遇も年収を上げることも可能です。
年収と待遇を上げるコツは、『年収の交渉の時に年収は高めに言うこと』、そして『年収の高い業界にシフトすること』です。
また、転職活動をする時は必ず転職エージェントを使うことをおすすめします。
大手をリストラされても年収や待遇を上げるなら転職エージェントを使うのがおすすめ
大手をリストラされても、転職活動をうまくやることで次の会社で年収や待遇を上げることも十分可能です。
良い会社に入るためには転職エージェントを使うのが良いです。
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